9月例会”常緑広葉樹林の中で森林浴と自然観察会”のご案内

高塚山は旧千倉町の最高峰で標高は216m、海岸から北に1.5kmほどのところにあります。山林一帯は千葉県指定の「自然環境保全林」として保護されていますが、2019年の台風15号などの災害で倒木が随所にあり、山が荒れています。

潮風王国から休耕田を通り抜け、高塚山の東側に連なる尾根道から登り始めます。このコースは緩やかな坂道で、細い山道ですが山頂近くの倒木が重なっている場所までは歩きやすい道になっています。

その後、倒木を跨いだり、潜り抜けて進みますが、急斜面を横切り、やがて下りのコースになります。今回は高塚山の奥の院へは階段が滑りやすいので登りません。

植物ではクマツヅラ、オカダイコン、ホウライカズラ、ミゾシダなどシダ類のほか、スダジイ、アカガシが優占する森に混じってホルトノキやオガタマノキ、タイミンタチバナが見られます。高塚不動尊大聖院へ降りてここで昼食の予定です。

行程約6kmの一般向きのコースです。若干険しいところがありますので、そのつもりでご参加ください。