11月例会”室町時代の山城を歩きながら動植物にふれる観察会”のご案内(終了しました)

稲村城は室町時代、里見義豊まで前期里見氏の居城だったので、数多くの遺構が残されており、稲村城跡を保存する会の熱心な活動によって、平成24年に国史跡に指定されました。また、城址の南側には古墳時代の横穴墓群があり、見どころの一つでもあります。主郭と言われている平坦な場所からは館山湾、北条地区、那古地区、九重の一部、腰越や三芳方面が一望できます。

当日は、稲村地区在住の稲村城に詳しい方に案内していただく予定です。

山深くないので、植物は普通に見られるものが多いですが、主郭の中央部ではヒヨドリバナが群生し、センボンヤリの秋型の花穂や綿毛の種子がいくつも見られます。ヤマハッカ、トネアザミ、ガンクビソウ、アキバギクなどが自生しています。若干の登り坂がありますが、急坂ではありません。台風被害の倒木を避けながら歩く場所もあります。

場所
稲村城址とその周辺(館山市稲地区)
期日11月17日(日)(雨天中止)
集合①館山駅西口 8時30分
②JR九重駅 8時45分
持ち物弁当、飲み物、雨具、参加費(300円)