渡度山(とどさん)は、南房総宮下にある宮下莫越山神社のご神体で、神社の裏手にある標高130mほどの小さなすり鉢状の山ですが、南房総の照葉樹林の特徴がよく残されています。
スダジイ、クスノキ、ホルトノキ、ヤブツバキ、ヒサカキなど様々な照葉樹の特徴を観察したり、極相林に近いと思われる林内の階層構造や林床の下草を観察しながらゆるゆると上っていきます。頂上の奥の院の裏手では、イタヤカエデの大木が見られます。帰途の途中では、カゴノキも見ることができます。
行程は長くはありませんが、ほぼすべてが急坂で滑りやすいので、足元を整えること、杖を用意すること(できれば2本)が必須です。幹事がロープを張ったり、竹杖を用意したりしますが、参加者も十分な準備をお願いします。
下山後は、近くの瑞岩寺を往復する野辺の道端や小さな丘を歩いて、周辺の休耕畑の草花などを観察します。昼食は宮下莫越山神社の境内、または併設の集会所でとって解散する予定です。行程は約4kmです。
場所 | 渡度山・瑞岩寺周辺(南房総市丸山地区) |
期日 | 9月21日(土)雨天順延 |
集合 | ①JR館山駅西口 午前8時30分 ②道の駅雛の里 午前8時45分 ③石堂寺駐車場 午前9時10分(宮下莫越山神社が不明の人は一時集合) ④丸山地区宮下莫越山神社広場 午前9時15分 |
持ち物 | 弁当、飲み物、雨具、杖など(急坂あり)、参加費300円 |