安房生物愛好会の主な活動

各種観察会の実施

大山千枚田での定例観察会の様子

千葉県南部地域において、定期的に観察会を実施しています。年に1回は県外観察会も行い、自然への理解を深めています。平成30年度は19回の観察会を行い(下記の表を参照)、参加延べ人数は460名を超えました。

観察会の場所・内容など参加人数
1月
吹代の堰と加茂の田園を訪ねる(南房総市)
17名
2月内浦山県民の森(鴨川市)21名
3月野草を食べる会(南房総市)30名
4月大山千枚田周辺(鴨川市)34名
4月清和県民の森(君津市)25名
5月高尾山県外観察会(東京都)42名
5月田代林道(君津市)21名
5月ホタルの観察会(館山市)32名
6月大房岬(南房総市)25名
6月諏訪山・諏訪神社周辺(館山市)23名
7月神余・東虹苑周辺(館山市)23名
8月川歩き観察会(富津市関豊)25名
9月鳴く虫の観察会(館山市)16名
9月千倉運動公園・高家神社周辺(南房総市)25名
10月大井手力雄神社など(館山市)18名
10月大日山(南房総市)20名
11月館山野鳥の森、文化祭野外観察会(館山市)29名
11月保台ダム周辺(鴨川市)12名
12月正林寺年末観察会(南房総市)24名

特定外来生物”ナルトサワギク”の駆除活動

2010年の春から継続して、ナルトサワギクの駆除活動を実施しています。平成27年度は682kg、平成28年度は493.9kg、平成29年度は271.2kgのナルトサワギクを駆除し、環境省に報告しました。

駆除活動の詳細については、小林会長が寄稿した下記の記事で詳しく紹介されています。

ニュースレター第174号 掲載編集者:松尾

絶滅危惧種”デンジソウ”の保護活動

千葉県南部のデンジソウ保護地において、侵入雑草の駆除や水路の土砂の除去等の活動を行っています。

生きものマップの作成

安房地域(館山市、南房総市、鴨川市、鋸南町の3市1町)において、動物関係10種、植物関係10種の合計20種類を対象に生き物調査を行っています。
得られた結果を地図上で整理し、安房地域の「生き物マップ」の情報として蓄積しています。

連絡紙や機関紙の発行

情報発信・啓蒙活動として、月1回の連絡紙”愛好会通信”と、年1回の機関紙”冬虫夏草”を発行しています。

連絡紙の愛好会通信は、 例会のお知らせ、身近な動植物のQ&A、採集記録や情報コーナーなどがあります 。機関紙の冬虫夏草には、研究論文、紀行文、例会報告、採集記録などが掲載されています。