館山市文化祭野外観察会”船形崖観音周辺で動植物観察会”のご案内(終了しました)

崖観音は船形山大福寺(真言宗智山派)の観音堂を指し、養老元年(西暦717年)に行基上人が刻んだ磨崖仏を本尊として信仰を集めてきました。後に建てられた観音堂は何回もの被災を経て、現在の建物は大正14年に再建されたものです。

安房生物愛好会の会員の方は漁協直営のふれあい市場駐車場に集合します。その後に、一般の参加者の方々が集合している、国道沿いの崖観音駐車場に向かいます。ここで開会式を行い崖観音を目指します。

参道は階段になっていますが、段数は多くありません。途中、ペラペラヨメナやノシランが見られます。崖観音からは館山湾が一望できます。崖には古木のようなビャクシンが見られます。下ると大福寺の境内にソテツの大株が2本あります。

ここから海に向かいます。海岸ではハチジョウナ、ネコノシタ、ソナレムグラ、ケカモノハシ、コウボウムギなど海岸植物が見られます。また、イソヒヨドリやウミネコ等の野鳥やアサギマダラ・ヒメアカタテハ等の蝶も姿を見せてくれるかも知れません。終了は11時30分頃を予定しています。約5kmの行程で、参加費無料の催事となります。

場所
崖観音・船形海岸周辺(館山市船形)
期日11月4日(月・振替休日) 雨天中止
集合崖観音駐車場(国道沿い・コインランドリーの奥)9時
持ち物雨具